Home > 20080721

20080721

不器用な愛

揺り籠をゆらす手のように
守られていた

焼けた肌に滲む汗が
「愛している」と囁いていた


泣くことを教えられ
流した涙が「愛している」と
繰り返していた


いつも二人、不器用だったね


空け行く空を 眺めながら
欲張りな愛が加速して行く
欲しくて欲しくて見失う理性


欲しかったのは時間
足りないのも時間


抑えきれない感情に
すれ違う時が狂わせて行く歯車は
愛しているも、さよならも
ありがとうも、ごめんね、もなく

静かに


    静かに


       終わりを告げる

Home > 20080721

Recent Comments
Recent Trackback
Search
Meta
Feeds

Page Top